(続き)
(ふくやまひろし)のこの問題意識は、
実は、随分と前からあった。
以下のメールは、2010年12月に
消費者庁の表示対策課に送信したメールの文面です。
-(以下、メール)-------------------------------
カタログなどで表記されている燃費の表記は、実際の燃費とは全く別物である。
国土交通省
リーフレット「乗用車・貨物車の2015年度燃費基準スタート」
の中の
「燃費の試験方法はどのように変わるの?」
の問題点
1,平均速度は、24.4km/hに設定してあるが、実際(市街地)の走行時は、20km/h程度(信号や一旦停止、徐行運転などが加わる。)
2,最高速度は、81.6km/hに設定してあるが、実際(市街地)では、制限速度60km/hを超える道路はほとんどない。
3,高速道路走行時と、市街地走行時では、明らかに運転方法が異なるので、別々に測定し、表示すべき。
4,実際は、右折左折など、ハンドル操作も加わるので、燃費は落ちる。さらに、エアコン・ヘッドライトなどは、当然使用するので、燃費は落ちる。これらの要素も測定条件に入れるべき。
5,ローラー上で検査するのではなく、自動車学校(サーキット場など)のようなテストコースを実際に走行させて検査すべき。カタログなどには、どこのテストコースで試験をしたかを明記すべき。
6,各ユーザーから「自分が買った車が、本当にその燃費が実現するのか」との問い合わせがあったときに、そのコースを実際に走行させ、測定できる環境を整えるべき。
7,新車が販売される前に、各メーカーの社員などが、実際に市街地と高速道路でテスト走行し、その値を表記すべき。
8,販売開始から、ある程度(1ヶ月、6ヶ月、1年)たった時点で、各ユーザーから燃費の数値をモニタリングし、その数値をhpなどで公表すべき。
9,8のモニタリングの数値と、カタログ表記の数値とが著しく異なる場合は、再度測定方法を変更する。
-(以上、メール)-------------------------------
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