田原総一朗氏が、3月3日付けで送信した無料メルマガは、
“【田原総一朗】自民党の「反主流派」は、なぜここまで弱体化したのか?”
という内容でした。
《ざっくりいうと》
かつては党内野党=反主流派がいて、主流派に対してもの申していた。
しかし今は、小選挙区制の影響で、反主流派が当選できなくなり、主流派に対してもの申すことができなくなった。
という内容でしょう。
(ひろし)の意見。
小選挙区制に限らず、制度には、良い面と悪い面が必ずある。
かつての中選挙区制は、「悪い面」が多すぎるということで、
長年の議論の末、現在の小選挙区制に変わった。
小選挙区制も制定時点でも、今指摘されている問題はあったはず。
しかしそれでも、中選挙区制よりはましだろう・・・と、小選挙区制を導入したはず。
つまり、もともと小選挙区も、問題はあるという認識はあった。
それを今さら「問題だ。」というのもいかがなものでしょうか?
かつての中選挙区制の間は、「決められない政治」ということで、マスコミをはじめジャーナリスト達は現状を批判してきた。
しかし今は、小選挙区制のおかげで、「決められる政治」に変わってきた。
これは、いいワルイは別にして、長年日本のジャーナリスト達が望んできた体制ではないのか?
小選挙区制になったおかげで、「決められる政治」になったのに、
小選挙区制が、何か問題でもあるかのような論調は、ちょっと筋が違うと思う。
現状の小選挙区制のもとで、政権を批判するのは、野党の役目だ。
その野党がだらしないから、政権が「決められる政治」をしているのだ。
それがよろしくないというのであれば、以前のような中選挙区制、または大選挙区制に戻せばいい。
しかし、
(つづく)
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