2016年6月28日火曜日

“おもてなし”の本質~オモテではニコニコ、ウラでは客を罵倒する日本の接客業。②

2020の東京オリンピック招致に成功したもんだから、その時のプレゼンで、“お・も・て・な・し”などとやったもんだから、日本人も、日本人以外も、本質が見えなくなってきている。

接客業のパート・アルバイトなんかやったことのある人は、経験があると思うけど、“おもてなし”なんて、表面だけだ。ウラに入ったら、家に帰ったら、“こんな非常識な客が来た・・・”などと、客を罵倒することは日常茶飯事。

で、なんでこうなるかというと、“おもてなし”なんて、しょせん経営者のキレイゴト。スローガンにすぎない。それを実際にやらされるのは、最前線のアルバイト。非常識な客が来たときに、対応させられるのは、アルバイトなのだ。

アルバイトは雇われだから、いかなることがあっても、笑顔を絶やしてはならない。客を怒らせてはならない。クレームが出るような対応をしてはならない。

中にはウ沢富美男みたいに、コンビニの店員がマニュアル通りに仕事しているのに、自分の常識を押しつけて、困らせるような人もいる。それを自慢するし。

(ひろし)的には、そういう困らせる客(マニュアルの想定外の客)が来たら、正社員なり、経営者なりが前面に出て、対応すべきだと思う。それをしない店が多い。だからバイトがオモテではニコニコしていても、ウラで文句タラタラ。本来なら、経営者に対して要望すべきだが、クビがこわくて、経営者には何も言えない。言ったところで、何も変わらない・・・

日本の接客業にはそういう構造的なウラがある。

これが日本の“おもてなし”の裏側なのだ。

(ひろし)

まあ、接客業のバイトなんかは、一度は経験してみるといいかもしれない。店の裏側がわかって、世の中の視野が広がるよ。www

“おもてなし”の本質~オモテではニコニコ、ウラでは客を罵倒する日本の接客業。③

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