(つづき)
NHK「貧困女子高生」報道へのバッシングは、問題の恐るべき本質を覆い隠した
さらに、議論がわかりにくいところがあります。この人の定義によると、
《引用》
「病院に行けない、進学ができない、満足な学習を受けられない、友達と遊びに行けないーー。貧困状態にない人が当たり前に送っている、そんな生活が難しい人たちだ。
《引用以上》
とあります。
①例えば、“病院に行けない”とありますが、一言で病院と言っても、日常のカゼなどの軽微な症状で病院に行くことと、重篤な慢性症状などで病院に行くことでは、その経費や意義に雲泥の差があります。
②“進学ができない”と言っても、その個人の能力や資質・適性の問題もあり、奨学金を利用してでも、自宅通学してでも“進学”が果たしてできないのか?通信や夜間という選択肢はダメなのか?
③“満足な学習をうけられない”とありますが、これはどういう意味なのでしょうか?学校以外の学習?つまり、塾や家庭教師のようなものを差しているのでしょうか?今のところ日本では義務教育以外は、自己責任となっています。その義務教育の内容がどこか問題があると言うことなのでしょうか?自分が通っている高校の学習内容に問題があるということなのでしょうか?
④“友達と遊びに行けない”とありますが、金かかる友達とカネ掛けて遊ぶことだけが、友情なのでしょうか?
仮に貧困だったとして、それが原因で“いじめ”があったとしたら、それは“いじめ”が悪いのであって、“貧困”は直接的な原因ではありません。義務教育で、“いじめはダメ!”という教育を徹底することが本筋です。また、貧困だからいじめられると思うのは、逆に社会が平均を強要しすぎるからと言う側面もあるのではないでしょうか?
それで、上記①~④が理由で、自分が「相対的貧困」かも?と思った人は、
(ひろし)のアドバイスを参考にしてみてください。
NHK「貧困女子高生」報道へのバッシングは、問題の恐るべき本質を覆い隠した
(ひろし)のアドバイス
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