2017年1月20日金曜日

【交通安全】日本で安全運転ができない本当の理由~そういうわけで、(ひろし)は「三ない運動」を支持します。

かく言う(ひろし)も、完全に法令を守って安全運転をしているかというと、残念ながらNOと言わざるを得ない。こんなに一生懸命安全運転しようと努力しているにもかかわらずだ。

例えば、福山市内から鞆へ向かう県道。水呑を抜けたら、制限速度は40km/hだ。あの道を本当に40で走ってたら、後ろからベタ付けされるし、蛇行運転されるし、あげくには追い越しされて、ぶつかりそうになるくらいの近距離で車線変更されるなど、恐怖感を味あわされるのだ。脅しですよ脅し。脅されるのがキケンだから、結局は、最低でも50位は出さないと、イジメの対象になる。

それはその路線だけに限らない。赤坂バイパスから尾道バイパスなど、制限速度で走っていると、上記のようないじめに合いかねない。

そのような現状を熟知している運転の先輩達は、若者が免許を取った最初に、ご親切に次のようにアドバイスをしてくれる。

「いいかい、(ひろし)くん。キミは今、免許を取ったばかりだ。免許を取るためには、自動車学校で、安全運転を習ってきたはずだ。しかし実際の路上では、あんまり法令通りの運転をしていると、他のクルマの迷惑になる。だから、臨機応変の運転が必要なんだ。たとえば、時速40の道などは、だいたいプラス10で走るのが常識なんだよ。あまりぎちぎちに法令を守っていると、他のクルマに迷惑になるからね。気をつけた方がいいよ。」

などなどだ。(いまの若者はどうなんだろう??)

つまり、本当に法令を完全に守って一般道路を運転していると、イジメの対象になると言うことだ。

最近、自動運転の記事の中に、「自動運転車は、イジメの対象になる」とか「自動運転車は交通の支障になる」(趣旨)などという記事を見つけた。

つまり、完全に法令を守るようにプログラム設定されたクルマは、他のドライバーからは迷惑扱いされ、歩行者や自転車、路上の看板など、種々雑多の障害物がある路上では、フリーズして動きが取れなくなる、または著しく動きが困難になる、という指摘だ。

それはまったくその通りだ。

現状の道路交通は、運転手がある程度の臨機応変をしなければ、円滑な交通ができない。しかしその臨機応変とは、取り締まりの対象となる違反行為を含めた運転手法だ。しかし臨機応変の運転をしなければならないのに、万一の場合の責任は、全て運転手に負わされる。

日本でクルマを運転すると言うことは、法令違反を前提にするということなのだ。しかも、その責任は100%運転手に背負わされているということなのだ。

いま日本では、1年間で約4000人の人間が交通事故で殺されている。昔はもっと酷かった。今なぜ、死亡事故が減ってきたかというと、警察が努力してきたからだ。しかしそれでも、年間4000人が死んでいる。ケガをした人を含めると、何十倍にもなるのではないか?

(ひろし)の考えとしては、この死亡者年間4000人をなくすためには、クルマの運転免許をもっと厳しくすべきだと思う。罰金も高くすべきだと思う。保険ももっと高く、義務づけるべきだ。

しかし実際には、自動車メーカが、売り上げ確保のために、あまり厳しくはできないのだと聞いた。

ならば、事故を起こしたくない、事故に遭いたくない・・・と思うなら、「クルマに乗らない」という選択肢しかないのだ。それでも、完全に0%にはならない。

被害事故は、0%にすることはできないので、せめて、加害事故だけでも、0%にしたい。そう思えば、クルマには乗らなければいい。

加害事故を0%にする方法=クルマを運転しない。

となる。

逆に言えば、

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