とは言うものの、じゃあ、人間関係をゼロにできるか?
と問われると、それはNO!だ。どんなに人間を排除しようと思っても、スーパーに行けばレジのスタッフがいるし、役所に行っても担当の人間がいる。人間やっている限り、人間を完全に排除することはできない。
じゃあ、自分の周りに存在する人間とどう接するか?
それは、人間を“役割”として捕らえ直してみると言うこと。
目の前のレジのスタッフは、自分にとって、どんな役割を演じるためにそこにいるのか?そういうフィーリングで人間を見てみる。
そうしていくと、いろんな人間の存在が、自分にとって“都合のいい”役割を担ってくれていることに気づくことが多くなってくる。
例えば、レジのスタッフは、ボクに買い物という欲求を満たしてくれるために、そこにいる。それ以外では、この人とは関係ない。
役所の窓口の担当者は、ボクの手続きをしてくれるためにそこにいる。それ以外では関係ない。
そうやって自分の周りにいるいろんな人の役割を突き詰めていくと、けっこう、自分にとって重要な役割を担っている。
じゃあ、そういう人間と、みんなと友達になるかというと、それはほとんどの場合、ない。
つまり、人間関係は、距離感が大事だと言うことに気づく。
周りの人間との関係性を見極め、適切な距離感に置く。
これが(距離感が)人間関係の極意であると気づく。
人間関係の距離感とは、それは、精神的な距離感もあるし、物理的な距離感もある。
そうやって、うまく距離を保ちながら生きていくと、人間が信用できなくても、なんとかうまく生きていける。
人間関係に悩んでいる人は、“距離感”を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
実際的には、人間を遠ざけるということになる場合が多いと思います。
結論。友達はいなくても生きていける。別に不幸でもない。
タモリの「友達なんかいらない」に橋田寿賀子が共感する理由 より
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