2014年1月11日土曜日

子どもの立場に立って考えてみよう。~公共交通機関での移動をどう考えるか?①

【炎上】ホリエモン、新幹線で泣く子供に対し「舌打ちもしょうがない」「睡眠薬飲ませればいい」と発言


公共交通機関で、子どもが泣くことに対して、
また、不毛な議論が展開されています。

先ずこの問題で最初に大事なことは、

「日本国民全体、世界全体で、
同じ意見になることはない」

ということです。

様々な人間が、様々な価値観をもって生きていますので、
色んな考え方があって当然だという前提が必要だと思います。

そのことを大前提として、
(ふくやまひろし)が、この問題に見解を述べます。

まず、こういう議論で必要なことは、

「自分の実践、経験を基準に意見を述べること」

が大事です。

子育てに限らず何事も、

経験したこともないくせに、
何かの本を読んだとか、
有名人の話を聞いたとかの
聞きかじりの知識だけで、

いっちょまえに意見を述べる人がいますが、

そういう人の発言は、
聞いていて、むかついてきます。

べき論や、理想論ばかりでは、
なんの参考にもなりません。


申し上げておきますが!!

(ふくやまひろし)は、元祖!!イクメンです。

“イクメン”という言葉が流行るずっと以前から、
子育てには、出来るだけ協力してきました。

出産にも立ち会いました。

今でも、子育てに出来るだけ協力しています。

(と、自分では思っています。)

そういう自分の経験を元に、
この問題について述べさせて頂きます。


まず、

子どもが泣くということは、
子どもが何らかの苦痛不快感を感じている

と言うことです。

親があやしたり、ミルクを飲ましたり、
様々な工夫をしても、
泣き止まないと言うことは、

子どもの苦痛が、尋常ではない

と言うことです。

まずは、そのことに思いを致さなければなりません。

【私の経験談】

私が一人で子守(1歳前くらいの時だったかなあ・・・)をしていた時のこと。

家の中ばかりでは、子どもも可哀想かなあ・・・と思い、

クルマで、ちょっとドライブがてら、公園に連れて行くことにしました。
片道20分くらいの距離です。

行きはよかったのですが、
公園で遊んでいる時に機嫌が悪くなってきたので、

急いで家に帰ることにしました。

しかし、帰りのクルマの中で、
泣くわ・・・泣くわの、大泣きでした。

はじめは、運転しながら、
助手席のチャイルドシートの子どもの手を握ったり、
頭をなでたり、
おもちゃを握らせたり、
おしゃぶりをくわえさせたり、

あらゆる手段を講じました。

しかし、一向に泣き止みませんでした。

しかたなく、クルマを止めて、
おむつを見ましたが、
うんちをしている様子はなく、
おしっこも、たいしてしていませんでした。

次に、
用意してきたミルクを飲ませようとしました。
しかしミルクもいやがって飲みませんでした。
そして、泣きつづけました。

次に、

チャイルドシートからおろし、
だっこしたり、
ゆすってみたり、
ちょっと歩いてみたり、

思いつく限りのことをやってみましたが、
結局、泣き止みませんでした。

途方に暮れ、仕方なしに、
泣きじゃくる子どもを
再びチャイルドシートに乗せ、

泣き続ける子どもを横に乗せたまま、
自宅まで、クルマで戻りました。

この時私は、
「しまった・・・もっと近い場所にすればよかった・・・」
と思いました。

「子どものために・・・」と思ってやったことが、
かえって、子どもに苦痛を与えてしまった・・・

私はそう思いました。

それ以後、私は、
自分一人で子守をする時は、
外出するにしても、
近場を選ぶようにしました。

(つづく)


子どもの立場に立って考えてみよう。~公共交通機関での移動をどう考えるか?    


(ふくやまひろし)



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